こんにちは、瞬足ご帰宅お嬢様ガチ勢の肘です。
ポンコツ会社員たる肘、たまにはチートかってくらい無双したい。異世界転生したい。そんな欲望を満たしてくれるコンセプトカフェ「異世界転生特典チートで無双するセカンドライフ」へ行ってきました!
※本記事は存在しない「架空のコンカフェ」へ行った体でレポートを書いている100%フィクション記事です。限界アラサーの想像力の限界をご覧ください。
“””普通に”””この扉を見つけて、開けただと…!?

扉を開けて入店。
「いらっしゃいませ!」……とは出迎えてくれません。
しばしの静寂。少し置いて、キャストさんが「隠蔽魔法の付与された特殊な扉を、”””普通に”””見つけて、開けたのですか?」と声を発します。
頷く肘。
ざわつく店内。
制服が豪華で、なんとなく一目で「最も位が高そう」と思えるキャストさんが、パンッと手を叩く。
「どんな人であれ、このお店に”””入れた”””なら力を持っているということだろう。歓迎するよ、好きな席に座ってくれたまえ。」
何が何だかわからないものの、とりあえず入店には成功しました。
店舗での過ごし方は「ナビゲーター」が案内
席に着くと、フロアにいるキャストさんと異なるスーツ姿の店員さんが登場。
スーツ姿の店員さんは「ナビゲーター」として、店舗での過ごし方を伝えてくれます。
転生者(=客)にしか見えず、キャストさんからは見えていない、ということになっています。
このお店では
キャスト=異世界の住民
客=転生者
となり、ロールプレイを楽しめます。
ナビゲーターから告げられた、転生の経緯。「あなたは世界の理から外れ、手違い的にこの世界に転生し扉を開いてしまった。手違いへのお詫びとして、ナビゲーターが見えたり、チート性能を授かった」とのこと。
ナビゲーターの言うとおりにお店を楽しむだけで、異世界無双感が味わえそうです。
メニューを注文!「翻訳もなしに古代魔法文字を読んだ…!?」

ナビゲーターの説明を受け、早速メニューを開き注文。
肘「アイスコーヒーとステーキセットをお願いします」
キャストさん「はい!……あれ、そのメニュー、翻訳機もなしに読みこなしたのですか?」
肘「翻訳って…必要ですか?“””普通に”””読めますよ」
キャストさん「このメニューは、口に出して読むことでオーダーしたフードやドリンクの魔力を高める効果のある古代魔法文字で記しています。皆最初は翻訳機を使ってどうにか読めるといったところ。それを、“””初見で普通に”””読んだ……!?」
キャストさんは愕然とした様子でふらふらと、キッチンへオーダーを伝えに行きました。
あれ、肘、何かやっちゃいました!?(気持ちいい)
ステーキを燃やせば「詠唱もなしに炎を!?」

オーダーしたステーキが席に届きました。
キャストさんが目の前で魔力を高める詠唱をしてくれます。メイドカフェでいう「萌え萌えきゅん」のタイミングで詠唱。うーん、異世界転生カフェって感じだ!
キャストさんが詠唱している途中だというのに、ナビゲーターからチャッカマンを手渡され、「これで火を点けて軽く炙ってください」と指示を受けます。
指示通りチャッカマンで点火。
ざわつく店内。
あれ、肘、また何かやっちゃいました!?(とても気持ちいい)
「詠唱もなしに、炎を出した…!?魔力回路はどうなっているんだ!?」
魔力回路とかいう専門用語の概念はよくわかりませんが、ここでも遺憾なく”””チート”””性能を発揮できたようです。
ステーキはしっかりおいしかったです!
現実に疲れたときに行きたい
何をやってもキャストさんがざわついてくれるので、中二的万能感が圧倒的に充足されました。
キャストさんは即興性や演技力を求められることから、役者や芸人志望の方も多いとか。
現実に疲れて「無双したい!」と思ったら、また遊びに来ます!!
あとがき
この記事は土曜の昼下がり、おしゃれカフェでプリンを食べながら書きました。
限界アラサーの休日の過ごし方として大変充実していますね。
「なろう系」を実はちゃんと読んだことがなくて、「異世界転生」「なろう系」でめちゃくちゃググりながら書きました。なろう系でちょこちょこ読んだことがあるのは悪役令嬢もの。悪役令嬢コンカフェもあったらおもしろそう〜。
書いていて自らの「厨二力」不足を感じたので、同じコンセプトで架空コンカフェ日記を書いてくれる人がいたら楽しそう!厨二力の高い貴方の参戦を待っています!!!
コメント