【新宿】未来がコンセプトの「みらいぷらんと」にある「クライナー哺乳瓶」がヤバかった

みらいぷらんと カフェレポ

どこもかしこもコンカフェが乱立しているコンカフェ戦国時代のいま。

店は生き残りをかけ、独自性を強く打ち出しているところが多い。
それはコンセプトだったり、オリジナルメニューだったりと様々だ。

今回紹介する「みらいぷらんと」は、未来をコンセプトとしたカフェ&バーである。
同じコンセプトの店はほかにもあるのだが、ここはオリジナルメニューが少々……いや、結構ヤバかった、というお話である。

未来がコンセプトのカフェ&バー「みらいぷらんと」

みらいぷらんとは、2019年6月22日にオープンしたばかりの新しいお店だ。
未来がコンセプトだから「みらいぷらんと」。うむ、非常にわかりやすい。

場所は新宿・歌舞伎町。新宿バッティングセンターに向かう区役所通りの途中の雑居ビルにある。

みらぷらんと 地図

未来と聞いて思い浮かべるのはネオン輝くSFチックなビジュアルだと思うのだが、ご多分に漏れずみらいぷらんとの店内は青く照らされており、足を踏み入れると「お、確かに未来感ちょっとあるぞ」と思わせる内装となっている。
いつも注文するドリンクが決まっている人でも、雰囲気に合わせたカクテルを頼むとより楽しめるかもしれない。

みらいぷらんと カクテル

座席はカウンターのみで、目視で数えた限りだと16席。カウンターの形は卵のような楕円形となっており、店長曰く「宇宙船を模した形」とのことだった。後でボソッと「今考えた」と言っていたのは聞かなかったことにしよう。

圧倒的「美」を備えたキャストたち

“コンセプト”カフェ&バーというのだからコンセプトは確かに重要なのだが、やはりそれ以上に気になるのはキャスト、つまり働く女の子たちではないだろうか。

新宿のコンカフェはバー形態のところが多く、どちらかというと「メイド」で想像する王道な感じの子は少なく、派手な髪色をしていたりピアスがバチバチに開いていたりといかにも歌舞伎町らしい……まぁ、良く言えば個性豊かな女の子たちが多い。
みらいぷらんともそちら側の女の子が多く、多少、人を選ぶかもしれないが、それでも十二分に会いに行く魅力のある子たちが多い。

まず紹介するのは「みらいぷらんと」という船を率いる店長、「総督」だ。
総督は肩書ではなく、名前が総督なのだ。コンカフェキャストは変な名前の子が多いが、肩書が名前の人は初めて見た。
オリエンタルな雰囲気を放つ美人さんだが、ハーフではないらしい。

バー形態のお店はお酒を飲みつつ女の子と話すことが主体となっているため、キャストにはコミュニケーション能力を求められることが多い。
うららちゃんは、みらいぷらんとの中では話しやすさという点で群を抜いていると感じたキャストだ。
ノリと愛嬌がよく、酔っているこちらの雑な話題振りにもしっかりと返してくれるし、なにより可愛い。

刺さる人には全身貫かれる勢いでブッ刺さるであろう圧倒的可愛さを誇るあずにゃん(にゃんぽこら)。
本人は「自撮りは加工」というが、現実で見ても写真のままの子が動いている。
引っ込み思案な性格なのか、こちらから声をかけないと話してもらえなかったが(会うのが3回目にしてようやく会話ができた)、隅の方でオドオドしている感じはこちらの庇護欲をかきたてて「くぅ〜可愛い〜〜」となること間違いなし。
こちらが勇気を出して話しかけ、仲良くなれればとても良い子だと思う。

ひなこぉぉぉぉ!!!!俺だぁぁぁぁぁ!!!!!

……失礼、少々取り乱した。
実は私がみらいぷらんとに足を運んだ理由がこの子なのだ。
神楽ひなこは元々有名なTikTokerで、YouTubeでもASMRで人気を博しており前から気になっていた子だったのだ。
この子も写真のままの子が現実に存在している。「え、こんな可愛い子が地上にいて大丈夫?天から落ちてきてない?天界一の美女がいなくなったと騒ぎになってない?」と思わず神に問いたくなるレベルで可愛い。
関西出身ということもあり、とてもノリがいいので話していて楽しく、時間があっという間に過ぎてしまう。

ほかにも魅力的なキャストはたくさんいるが、私がそこまで回数行っていないのでまだ語れるほどではないのが悔しい。
ぜひとも公式Twitterを見て、気になったキャストがいたら自分の目で確かめてみてほしい。

みらいぷらんと(@mirai_plant)さん / Twitter

コンカフェおなじみの価格帯

みらいぷらんとは、1時間チャージ800円の1ドリンク制とおなじみのシステムで、ソフトドリンク600円でアルコール800円とこれまたおなじみの価格帯となっている。
ほかのコンカフェに行ったことある人なら問題ないだろう。

 

チェキはその場での落書きが1,000円。これはピン(一人)でもツーショットでも価格に変わりはない。
2,000円のスペシャルチェキにすると宿題となり、落書きがもっと凝ったものが後日返ってくる。
「もう一度この店に来るぞ!」という強い意思の持ち主は宿題チェキを頼んでみるといいだろう。
ちなみに神楽ひなこは「凝ったものが書けて楽しい」との理由で宿題チェキが好きらしい。

実はカラオケもあるぞ

メニュー表には書かれていないのだが、みらいぷらんとにはカラオケ機器が導入されていて、スペシャルオリジナルカクテルを注文するとキャストに一曲歌ってもらうことができる。

「歌ってみたい曲をイメージしたカクテルを作ってみてよ」なんてオーダーもできるかもしれない。

禁断のメニュー「クライナー哺乳瓶」

通常のメニュー表とは別に、ショットなど特殊なドリンクが書かれたメニューがあるのだが、それには見た人の視線が確実に止まるであろうメニューが書かれている。

みらいぷらんと クライナー哺乳瓶-01

「クライナー哺乳瓶」

パリピ酒として地位を確立しつつあるクライナーと、乳幼児が飲み物を口にする時に使われる哺乳瓶という禁断の掛け合わせ。
可愛らしいイラストが描かれてはいるが飲んでいるのはクライナーだ。
考案した人はただのアホだと思われる(無論褒めてる)。

みらいぷらんとではキャストが出勤のことを「たいむりーぷ」と言っているのだが、それはつまり時間を移動しているということで、哺乳瓶を使うことで過去にもたいむりーぷできるという隠された意図でもあるのだろうか。
……いや、ないだろうな。

なんてことを考えつつ
「面白いものが置いてあるね」
とキャストに話しかけたら、
「私まだ飲んだことないから飲んでみたいんだよね」
との返答が。

確かにこんな物好きなメニューを注文する人はあまりいないだろう。
正直、シャンパンよりもハードルが高いように感じる。

まぁでも「飲んでみたいんだよね」なんて言われてしまうと……。

みらいぷらんと クライナー哺乳瓶-02

必然的にこうなる。

中に入れるクライナーはお店に置いてあるものなら何味でもいいらしいが、“らしさ”を演出するならココビスケット一択だろう。
やはりクライナーと哺乳瓶が並んでいる構図は笑ってしまう。なんだこれは。

みらいぷらんと クライナー哺乳瓶-03

アラサーおじさんの私もノリノリで自撮りしてしまった。

クライナー哺乳瓶が禁断のもう一つの理由

このクライナー哺乳瓶、見た目や名前のインパクト以外に、実はとてつもない爆弾が隠されている。
もう一度メニューを見返してみてほしい。

みらいぷらんと クライナー哺乳瓶-01

そう、爆弾とは……。

みらいぷらんと クライナー哺乳瓶-04

ここだ。「哺乳瓶持ち帰り」。

「はは、哺乳瓶なんて持ち帰っても」と思ったあなた。
少し待ってほしい。

この持ち帰れる哺乳瓶とは、自分が飲んだものではなく、キャストが飲んだものを指している。
つまり、可愛い女の子が飲んだ哺乳瓶を持ち帰れるのだ。
そんなまさかと思ったが、しっかりと総督(店長)に確認したので間違いない。

推しが、口づけた哺乳瓶を、持ち帰れるのだ。

かつてそんなメニューを用意したコンカフェがあっただろうか。
少なくとも私は知らない。

ただこれは理性との勝負になる。

推しが口づけた哺乳瓶を持ち帰りたいが、そんなことをして推しに気持ち悪がられないだろうか。
いやメニューとして存在する以上、女の子側もそれを受け入れているはず……だがそれを踏まえても推しが生理的に受け付けない可能性はある。なにせ当方オタクである。自分が口づけたものをオタクが口づけるなんてやはりはたから見ても気持ちが悪いものだろう。いやでもなんだかんだ言いつつこちらもお金を払っている以上、書かれているサービスを享受するのは当たり前のことで、あぁいやお金を払えばなんでもしていいというわけではないのはもちろんわかっている、それとこれとは話が別なのだろうというのもわかってはいる。だが持ち帰りたい欲求と推しに気持ち悪がられたくないという気持ちが競り合っていて、というか持ち帰りたくないオタクなんていないと思うのだがそれをどうやって推しに気持ち悪がられずに持ち帰るか言い訳をひたすら考えているわけだがいやでもここはやはり紳士なオタクを演じ「いや結構です」と言うべきなn

哺乳瓶

理性が欲求に負けた。

というか私もベロベロに酔っ払っていて気が大きくなっていたので、推しの目の前で普通にペロペロした。ベロベロだけに。

みらいぷらんとは“良い意味で”危ない店

この記事を読んで店に行ってみたくなった人は気をつけてほしい。
店にいるとあっという間に時間が過ぎていて、「なるほど、これがたいむりーぷか……!」となるだろう。
クライナー哺乳瓶にも気をつけなくてはいけない。あれだけで諭吉が一人いなくなるのだ。

みらいぷらんとは、時間とお金と理性を奪わせる危ない店だ。このような店は、とてもじゃないが知り合いには勧められない。
もし勧めるとしても安全な店だと確認ができてからだろう。しかし一度や二度で安全は確認できるものではない。

安全な店かどうかの確認のために、私はまた、足を運ぼうと思う。

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