こんにちは、メイドカフェさえあれば恋人なんていらないと強がっている、まいきーです。
メイドカフェの真理を求めて突き進む道、それが「メイドカフェ道」
そんなメイドカフェ道を極めるべく、メイドカフェに精通した人たちへのインタビューを始めることにしました。
第一弾は、「メイドカフェでノマド」で有名な、いしがみプロこと石上晋氏に話を聞くことができました。

「メイドカフェでノマドの会」を立ち上げ、各店舗でノマドワーカーのためのオフ会や貸切イベントを主催しています。
運営ブログ:メイドカフェでノマド最高\(^o^)/
部活の部室のような、自分の居場所
本音では、友達をメイドカフェという一風変わったお店に連れていくと面白がってくれたり喜んでくれたりして、それが好きなんですよね。
石上さんは「メイドカフェの何が好きなの? 」と聞かれた時にどう答えていますか?
僕は高校生の頃、コンピューター系のサークルに入っていました。いつも、誰かいないかと思って授業の合間とかに部室に行ってみたら、音楽作ったり、プログラミング勉強したりと皆が好き勝手にやっていました。
メイドカフェって部活の部室のような、自分の居場所なんです。そういう場所って大人になると少なくなるけど、「どうも、また会いましたね」って話したり、一緒にイベント参加したりできる仲間がいるのは、高校や大学の頃の仲間との関係に似ているなと。
ただ、今の話って常連客のようにディープな方たちについて。じゃあメイドカフェに普段は行かないライトな人たちにとって、何がいいのかというと…
そういった中で、あの娘に会いに行きたいという人が出てきているんだと思います。
メイドさんは一人の大人の女性として、仕事を好きでやっている
メイドカフェで働いている子たちを見ていると、一生懸命働いて、一生懸命考えているというのが、段々とわかってきます。
一人の大人の女性として、彼女たちはこの仕事を好きで楽しんでやっている。そこが他の仕事と違うところかもしれないし、そこがとってもいいですね。だから彼女たちにその好きな仕事を続けさせてあげたいという気持ちになります。
なかなかメイド自体を続けていくのは、現時点では難しそう。将来的には、メイドの年齢層が30~40代以上になるメイドスナックが増えたりするんですかね。
新しい分野の仕事って産業が不安定だから、給料も低いし、年が上がっていくと続けられません。それが産業として確立するかどうかは、それが世の中に必要とされているかどうかにかかっています。僕は、メイドカフェが世の中に必要なものだと思っている。
そうやって人を呼び込んで来てくれれば、良さがわかるんですよ。連れてくればこっちのものだなと。
ペルソナとしてITエンジニアを念頭に置き、彼らはきっとWeb系の仕事で、会社に縛られない働き方をしているだろうから、彼らの居場所になるだろうとか。
ノマド会を実際にやっいくうちに、ITエンジニアだけではなく社長の方や、ライターさんもけっこう集まって、異業種交流になっているのも楽しいです。
いま何かやってみたらこれが求められている気がする、だからやってみよう。やってみたら、そこで見えた別の景色があって、また必要なことが何かがわかる。
次のことをしたら、その先にどんな景色が見えるんだろうか?としか思ってなくて。よく「起業まだですか?」と言われるんですが、「いやいやいや、そういう気持ちもないっすよ」って答えていますね笑。
「萌え」というメイドカフェの偏ったイメージ
一方、「萌え」とかピンク色とか派手さのない、純喫茶的なメイドカフェはあって、そういう場所に対しては「メイドカフェ」「メイド喫茶」とは別に新しい言葉があるといいなと思っています。
山登りに例えると、山を登る人はエベレストから登るんだよと言っているようなもの。いやいや、初めて山に登るんだったら高尾山あたりから登りましょうよと。
だから、じゃあどうしたらメイドカフェに来てもらえるかという考えにシフトしていきました。
お金と雰囲気のジレンマ
人件費や家賃などコストが大きくかかるのはわかりますが、そういったコストをできるだけ少なくする形で…
秋葉原という土地が元は電気街で路面店しかやっていなく、2階以上の空きスペースにメイドカフェを作ったらそこに人が集まってくるから、安いオンボロの雑居ビルの中に夢の空間作って有効活用しようというところが始まり。
いま一周して秋葉原という観光地が全国や海外からも注目されて、人がいっぱい集まってきたから地価もあがってしまった。すると、値段が上がらざるを得ないのです。
例えば、初めていく人には一般的なカフェと同じくらい安めの料金で、常連さんはより高い料金だけど特別なサービスを受けられる、とかできたらいいですよね。
メイドさんが会計やるけどなんか人力でやってるから計算間違えただの、あーだこーだ言っているのは、機械にやらせたら効率化されますが、それじゃあ何か意味がありません。
あと値段を下げることのもう一つの問題としては、値段が下がるとお客さんの質もどうしても下がってしまう。
そして日本全国どこに行ってもメイドカフェがあって、行きやすくてコミュニケーションが適度に取れる、居心地のいい場所だよというのが認識されてきたらいいなと。
皆知らなすぎるから教えてあげなきゃ、そのためには動かなきゃ。
おわり
いしがみプロからの教えをまとめると、以下になります。
1. メイドカフェは「居場所」である
2. メイドカフェでは失われつつある人間同士のコミュニケーションを取り戻せる
3. メイドさんは仕事が好きで、一生懸命に考えて、楽しんでやっている
4. メイドカフェの良さは体験してみないとわからない
5. 行動→新しい景色→何が必要か→行動→…を繰り返す
メイドカフェ道の探求はまだまだ続く!!
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