全国コンカフェ巡りのベールさんに、推しが卒業する時の気持ちを聞いてみた

こんにちは、今月メイド喫茶イベントを秋葉原で開催する、まいきーです。

メイド喫茶リターン』(8/4日、8/11日、8/23金、8/25日 12:30〜22:00)

11日(日)のコミケ帰りの人たちに、メイド喫茶リターンに帰宅して欲しいと心から願ってやみません。
(※この日はコミケの戦利品を見せると、1杯プラスで好きなドリンクをプレゼント!)

今回はメイド喫茶を成功させるヒントを得るため、コンカフェを旅し尽くし『萌え旅』を書いているベールさんにお話を聞くことにしました!

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<ベールさんプロフィール>

全国のコンカフェ巡り(萌え旅!)が生き甲斐です。 30代も赴くままに。コンカフェと筋トレと兎の人。サークル「コンカフェ超党派」にてメイドカフェ評論本執筆中。既刊通販も受付中!

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女の子を楽しませるためにお金を払うのがコンカフェ

まいきー
本日はよろしくお願いします!

ベール
よろしくお願いします!

まいきー
本来は、ベールさんに「推しの魅力を熱く語ってもらう」というのを考えていたんですけど卒業…

ベール
そう、推しが卒業しちゃってね(笑)

まいきー
そのあとのショックは残ってるんですか?

ベール
そうですね…まぁ推しが卒業してショック受けない人はいませんよね。

まいきー
そうですよね、今までに何回推しの卒業を経験されてきたんですか?

ベール
どれぐらいだろうなー、本当にめちゃくちゃ推してて卒業になったケースは6〜7年くらいコンカフェ通ってて5人くらいかな。
みんな1年くらいで辞めちゃうじゃないですか。

まいきー
1年に1回以上はショックを受けているんですね。

ベール
1年に1回ショック受けてるって冷静に考えたらなんかヤダな(笑)
でもその分ね、みんな笑顔をもらっているから。

まいきー
たしかにたしかに!出会いもあれば別れもあるっていうことですね。

ベール
そうそう。

まいきー
今の気持ちとしては、推しが卒業してしばらくは傷心というか、それともある程度立ち直ってきたのかみたいな?

ベール
まず、卒業発表がもうショックなんですよ。

まいきー
やっぱりイキナリが多いんですか?

ベール
ケースバイケースだけど、直近の推しの卒業発表はイキナリだったんですよ。
その時に「俺が一番推してるのに、なんならTOなのに、なんで発表する前に俺にまず言ってくれなかったの」みたいなショックがありました。

まいきー
その辛さからまず来るんですね。

ベール
「あれあれ?」ってなって(笑)「そろそろ辞めようと思ってます」みたいにこっそり教えてくれるパターンもあるから、それはそれで寂しい反面嬉しいってのもあります。
だからもう、卒業したからショックというよりも卒業がわかった瞬間がショックでした。

まいきー
そのときがピークなんですね。

ベール
そうそうそう。だからもうそのあと会いに行きたくないし、なんなら卒業の日行きたくない。
「たまたま今日出勤してない」みたいに、ずっといるような感覚でいたいから。

まいきー
卒業だと実感する場に行くと、別れを強く感じちゃうから?

ベール
そう!

まいきー
ちなみに、その推していた子はどういうところに惹かれたんですか?

ベール
なんだろうなー、俺グイグイ来るのに結構弱いからな。
「この子はここが素晴らしい!」とか「超美人で性格よくて!」とか、そういうじゃないんですよね。
きっかけはたぶん人によっていろいろあると思うんですけど、なんかしっくりきたというか。一緒にいて楽しいとか、面白いとかかな。

まいきー
すごく気になるんですが、どこからが推しになるんですかね?

ベール
「推しとは何か?」っていう議論があると思いますけど、アイドルの推しとメイドの推しとはまたちょっと違う気がしていて。

アイドルの推しっていうのは、要するに自分を投影しているんですよ。

その子の成功体験がそのまま自分の体験として受け入れられるというか、サッカーを応援しているのと一緒で応援しているチームが勝つと同じアドレナリンが出る。


まいきー
そのたとえは面白いですね!

ベール
選手と同じアドレナリンが出るのと一緒で、アイドルの応援ってそういう大きいステージに立ったら自分にも達成感があるみたいな、そういうのがあると思う。

ただメイドの推しってちょっと違くて、メイドの子って目標があるわけではないじゃないですか。


まいきー
そうですね。

ベール
5〜6年前にメイドさんとすごい議論したことがあって、「メイドの推しってなんだろうね?」みたいな。その子もメイドをやっているけど、別のお店の女の子を推してて。

そのときの結論がまだ頭に残ってて、そのときの結論は「その子がメイドさんとして働いている間、不自由なく、楽しく過ごせるようにサポートしてあげたくなるような存在が推し


まいきー
あー、なるほどなるほど!たしかに、アイドルとは定義が全然違うんですね。

ベール
だからメイドをやっているときに、「楽しく笑って過ごせるようにしてあげたい」と思える存在が推しだし、いわゆる「推し事」っていうのはそれをサポートしてあげること

まいきー
そう思える子が、推し!

ベール
そうだと思う。だからメイドカフェとガールズバーの区別の話も、推しっていう定義が絡んでくるんだけれども。
ガールズバーと、メイドカフェの違いってなんだと思いますか?

まいきー
ガールズバーとメイドカフェですか…?
なんだろう…まずオタク要素はガールズバーにはあまりあるイメージはなくて、コンカフェとかメイドカフェはマニアックな話とかが楽しめるような場所になっているのかなぁ。

あとは、金額感も違う気がしますね。うーん難しいですね…女の子と話すということで金額がそんなに大差ないお店もありますし。なんですかねー(笑)

ベール
現場の子たちとかとさ、けっこうメイド歴長い子とかと話すの好きで、いつも質問するわけよ「ガールズバーとメイドカフェの違いってなんだと思う?」って。

それで、歴が長ければ長いほど返す答えがみんな同じで。


まいきー
ほうほう。

ベール
言うのが「何も変わらないと思います」っていう(笑)

まいきー
あー…そうきたか。

ベール
歴が長い子ほど「違いってなんだと思う?」ってお客さんに聞かれて、それを言葉にしようとするんだけど「同じじゃん、変わんない」みたいな結論にどっかで至るんだよ。

まいきー
そうなんですね。

ベール
でも、その中でも違いってあってだいたい自分がよく質問されるんだよね。「違いってなんですかって」。
それで、いつもそれに答えているのが「メイドカフェとガールズバーの根本的な違いは、客です」と。

どういうことかっていうと、ガールズバーはお金を払って「はい、僕を楽しませてくださーい」ってキャストに要求する。

一方、コンカフェの客って違くて、お金を払って女の子にドリンクを出す、ここまでは一緒。だけど「はい、君を楽しませに来ましたー」っていうのが決定的に違くて。

女の子を楽しませるためにお金払っているのがコンカフェの客で、楽しませる時間を買ってる。それが「推し」にも繋がってくる。


まいきー
んー、なるほどなるほど。

ベール
その行動が「推し事」で、推しのシステムとかメニューとか、推すための環境を用意しているのがコンカフェ。
例えば、スタバのキャストが全員女の子で出勤のシフトとか公開し始めて、推す環境ができたら俺はもうコンカフェだと思う!

まいきー
その考えはなかったですね!

ベール
何にでも適用できるのよ。だから、コンカフェって消費行動の最先端だと思うし、これからいっぱい世に広がっていくかな。
それが最初に見出されたのがメイド喫茶で、そういう推しの要素が加わってコンカフェになった。

まいきー
確かにみんなそれぞれ、相手に喜んでほしいとか楽しませたいっていう欲求って広くありそうですもんね。

ベール
そうそうそう。

推しが卒業するのはリストラされる気持ちと同じ

まいきー
やっぱり長くコンカフェ通っていると「推しができて、卒業があって」を繰り返していくなかで、どう自分の気持ちの整理をつけるのか、方法があれば教えてほしいなって思いました。

ベール
そもそも気持ちの整理をつけることも推し事の一つだから。
卒業のときにそれができていない時点で自分のなかの欲が強いよね。

まいきー
あーそうかそうか、本当に愛があればモヤモヤとか間違った気持ちは生まれづらいというわけか。

ベール
本人の意思で卒業を選んで、もっと次の人生のステップに進むんだったらいいんじゃないって思えないとね。
だけどちょっと綺麗事だけ言うわけでもなくて、そんな奴なかなかいねぇから。

まいきー
まぁそうですよね。

ベール
そんな聖人君子みたいなやついないよ、絶対どこかに下心があって…だから、卒業があると皆つらいし。

まいきー
それはどういう気持ちに似てるんですか?推しが卒業というのは。

ベール
例えるなら、推しの卒業って「リストラ」とかじゃないかな。

結局その子を楽しませるっていう役割を自分が担っていて、そこに就職してたんだよ。

まいきー
おぉー、わかりやすい!

ベール
だけど、急にお店が閉店するのが倒産で、推しが卒業するのがリストラですね実質。

まいきー
仕事がなくなりますもんね(笑)

ベール
推し事がなくなってしまう(笑)

突然いきなり通達されることもあるし、前もって言われることもある。会社から「この仕事なくなるから君クビ」みたいな!


まいきー
的を射てますねー。

ベール
そこに役割を感じちゃってるんだよね自分が。相手を楽しませると同時に、自分もそういうアイデンティティを持っているというか、自分の価値をそこに感じちゃう。

まいきー
確かに一つの存在価値みたいなところですよね、推すということが。

ベール
だから克服の仕方も色々あって、そもそもその欲求に勝つための克服もあるだろうし、またどこかに就職するみたいに、自分の役割と居場所を見つけるための推しを作るという動きもあるだろうし。

まいきー
新しい推しを探すっていうのは、それこそリストラされた後にに就職活動をするみたいなことですよね。

ベール
それはもう自分の役割とか生きがいレベルにまで推してるからそういう感情になるかもしれない。

推しを見つけて、全力で推すべし

まいきー
メイドカフェの一番の楽しみっていうのはどう推すか、どう相手を楽しませるか。

ベール
そう、そしてその相手をどう見つけるかじゃないかな。自分らも推すことによって、楽しい時間とか役割とかメリットを享受している。

僕らが金を払ってまで女の子とか相手を楽しませたいという特殊な性癖な人たちなだけ。

そういう人たちからお金を取る商売がコンカフェの商売!


まいきー
そういうことですね…。

ベール
引いてるね?(笑)

まいきー
いやいやいや(笑)

ベール
ドン引きじゃねーか(笑)

まいきー
でも本当その通りかなー、なんだかんだで単純にお金を稼ぐだけだったら全然コンカフェで働くより効率的な方法もある中で、それを選んだのはそれこそお客さんといい意味でのつながりとか、メイドカフェの楽しさみたいなところなんじゃないかなと。

ベール
その理由は最終的には続ける理由で、後付けっちゃ後付け。
最初はもう可愛い服が着たいとか、可愛い女の子と一緒に働きたいとかだと思う。

まいきー
最終的にそれで楽しく続けられたら結果的にはいいし、メイドカフェの楽しさを友達から聞いて、続けていくんだろうなというのは感じますね。

ベール
だからやめられないよね。

まいきー
やめられない。

ベール
そう、キャストもね、客も。

まいきー
ありがとうございます、今日はとても勉強になりました!ではそろそろ締めに移っていきましょうか。

ベール
あ、締める?締めちゃう?テーマがちょっとふわっとしちゃったけど、こんなんでよかった?

まいきー
はい!一番やっぱり言いたいのは、コンカフェライフっていうんですか。
今までの話を通して、どうするのがご主人様・お嬢様として楽しめるのかというのをお願いします!

ベール
まずは推しを見つけること!そして全力で推すこと!それでしょう、それに尽きる。

まいきー
それに尽きる!

ベール
それが一番楽しい!全力って嘘じゃないからね。本当に、全身全霊で!

まいきー
自分が一番推してるっていう気持ちで。

ベール
そうそう、周りと比べてって意味じゃなくてね。それだけ推してるって自分が思えるように行動していること。

まいきー
ありがとうございます!

ベール
じゃあテーマ2いくか?

まいきー
はははは(笑)

ベール
こんなん無限に話せるよ!

まいきー
じゃあどっかで飲みながらでも!

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<ベールさんよりお知らせ!>

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